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Wi-Fiルーターは設置場所に注意

iPhoneなどのスマホやタブレット、パソコンで利用するためにWi-Fiルーター(無線LANルーター)を設置されている家庭は多いと思います。 端末とは電波での通信なので設置場所をどこで使っても良さそうですが、実は通信速度や安定性で損している場合があります。 そこで、Wi-Fiの電波状況を最善にするために役立つ、Wi-Fiルーターを設置する場合のポイントをご紹介します。

(1)家の中心、高い位置に置く。

できだけの家の中心に置きます。 家の隅の部屋のさらに隅は最悪です。 風通のよい場所が良いです。 ケースや棚には入れません。 もし床の上に置いているのなら「床から1〜2メートル」の位置に変更します。 無線LANのシグナルには下方向、横方向に飛ぶという特性があります。 床に置いていると、室内全体にシグナルが行き渡り難いのです。
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(2)電子機器の横に置かない。

電子機器もWi-Fiルーターのシグナルに対しては干渉などの影響を与えかねないです。 特に電子レンジ、テレビ、コードレス電話、Bluetooth対応の機器などの近くには置かないほうが良いです。

(3)窓際に置かない。

窓際に置いた場合、半分ものシグナルが外に向かって飛んでいるらしいのです。 電波の半分を無駄にしていることになります。 外からWi-Fiルーターが見えてしまうというセキュリティ上の問題もあります。

(4)水槽の近くに置かない。

無線LANのシグナルは水による反射の影響を受けると弱くなるそうです。 水が入った花瓶も同様です。

(5)部屋の角などの死角に置かない。

無線LANのシグナルは360度全方位に飛ぶので、部屋の角やWi-Fiルーターが隠れるような場所に置くのはシグナルが弱くなるなど非効率です。 特に電波が通りにくいコンクリートの壁に挟まれた角は避けよう。 シグナルという点では、木造のほうがコンクリートより通りがよいようです。

まとめると、Wi-Fiルーターの電波を効率よく飛ばす設置場所は、家の中央のやや高いところで、周囲に電子機器や大きな家具などの障害物がない場所に、隠さずに置くということになります。 また、電波が届きにくい場合には、無線LAN中継機(例えば「WEX-733DHP」)を置く方法やWi-Fiルーターーを高性能な機種に交換する方法があります。
LANを使うには、LANケーブルを使う以外に、家庭やオフィスに引き込まれている電源ラインにデータの信号を乗せて電力線を通信回線として活用できる「PLC」を使う方法もあります。 これを使えば、LAN配線をすっきりさせることができるので、親機(ルーター)や子機(スマホやタブレット、パソコン、ゲーム機など)の配置をより手軽にできます。
参考情報
参照:Wi-Fiルーターの選び方
参照:「WEX-733DHP」無線LAN中継機
参照:「PLC」すっきり屋内LAN配線

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