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AnyTrans ; iOSデータ管理・転送ソフト

「AnyTrans」は iOS端末(iPhone / iPad)と他のiOS端末、パソコン、iTunes、iCloud間で様々なデータを一括または個別、かつ双方向に転送できるソフトです。 例えば写真、音楽、ビデオ、メッセージ、連絡先、カレンダー、メモ、ブックおよびブックマークなどを転送できます。 iTunesやiCloudでのバックアップデータから一部のデータだけを復元できる機能や、 動画や音楽のダウンロード機能、Android端末からiOS端末へのデータ移行機能「iOSへ引っ越し」もあります。 iPhone13シリーズ(iOS15)にも対応しています。 iTunes よりも便利なので、持っていて損のないソフトです。
Windows版とMac版がありますが、両方とも次の入手先からダウンロード可能です。
入手先AnyTrans
バージョン 7 では、iTunes から消えたアプリ管理や着信音作成ができます。 更に最近のバージョン 8 では、SNS のトーク履歴の保存や iPhone ホーム画面のミラーリング機能が追加されました。
(1)「AnyTrans」をインストール・起動し、 (2)iOS端末(およびAndroid端末)を接続して、 (3)利用したい機能のアイコンをクリック するだけで利用開始できます。
次のような機能があるのでご紹介します。
1.端末管理機能
2.iTuneライブラリ管理機能
3.バックアップ管理
4.iCloudデータ管理機能
5.動画・音声ダウンロード機能
6.「iOSへ引っ越し」機能
7.バージョン 7 の新機能(アプリ管理、ホーム画面整理、着信音声作成)
8.バージョン 8 の新機能(SNS のトーク履歴保存、iPhone画面のミラーリング)

1.端末管理機能

端末管理機能では iOS端末、パソコン、iTunes、iCloud間で自由にデータ(オーディオ、ビデオ、写真、Safari、Apps、メッセージ、連絡先、カレンダーなど)を転送・管理できます。
Apple が提供しているソフト「iTunes」では、パソコン内の音楽や写真・動画などを iOS端末に転送できますが、逆はできません。 AnyTrans なら可能です。 例えば iTunes を使って CDの曲や写真を iPhone に転送していた場合、パソコン内に曲や写真がなかったり、新しいパソコンで同期すると曲や写真が消えます。 それを防ぐには、AnyTrans を使って、iPhone 内の曲を iTunes に取り込んだり、写真をパソコンへ転送できます。

2.iTuneライブラリ管理機能

iTuneライブラリ管理機能では、iTunesライブラリのデータをiOS端末やパソコンに転送できます。

3.バックアップ管理機能

バックアップ管理機で能は iTunesバックアップデータからデータを検索・抽出できます。 暗号化されたバックアップデータにも対応しています。

4.iCloudデータ管理機能

iCloud管理機能では iCloudのデータ閲覧やインポート/エクスポートができます。 iCloudバックアップからiOS端末に復元する場合、標準機能ではバックアップ全体の復元しかできません。 つまり、個別のデータ(写真や動画、音楽など)だけを復元したり操作することはできませんが、AnyTransなら、バックアップ全体の復元だけでなく、必要なデータだけを選んで復元することができます。 例えばiCloudバックアップの内容をプレビューして、必要なデータを抽出したり、一括で写真をコンピュータに保存したり、連絡先を編集したり、メモを削除したり、コンピュータとiCloudドライブの間でファイルを転送できます。 または、複数のiCloudアカウント間でのデータ移行もできます。

5.動画・音声ダウンロード機能

動画・音声ダウンロード機能では、動画・音声共有サイトからiOS端末やパソコンにデータをダウンロードできます。 対応するWebサイト数は900以上あります。
データ転送時には、あらかじめ設定したファイル形式に変換することも可能です。 例えば、動画はMPEG-4/H.264、ライブフォトはJPEG/MOV/GIF(アニメ)、音声はACC/MP3から選択・設定できます。

6.「iOSへ引っ越し」機能

「iOSへ引っ越し」機能では Android端末やiOS端末のデータを他のiOS端末にデータ移行できます。
(1)Android端末のデータを iOS端末に移行
写真・ビデオ、連絡先、カレンダー、メッセージ、ブックマーク、通話履歴、音楽、ダウンロード/インポートした動画、着信音なども移行できます。
(2)iOS端末間でデータ移行
「デバイスをクローン」機能では、iOS端末のデータを丸ごと他のiOS端末にコピーできます。
「デバイスをマージ」機能では、2台のiOS端末間で不足データを補い、同一にすることができます。

7.バージョン 7 の新機能

バージョン 7 は、Appleの「iTunes」で廃止されてしまった機能を補う形で、これまでの iTunes の代替ソフトという位置づけとして 上位版と呼べるまでに、機能を向上しています。
(1) アプリの管理機能
iTunes 12.7以降、メニューから App Store の項目が無くなったので、アプリの管理ができなくなりましたが、AnyTransを使えば、アプリ管理ができます。 AnyTrans のライブラリにアプリをダウンロードして保存しておくことで、新しいiPhoneへ乗り換える時、アプリをまとめてインストールすることができます。
(2) ホーム画面の整理機能
パソコンの画面から iPhone のホーム画面を整理できます。 iPhone の画面上で、アプリの移動やフォルダ整理を行うのは面倒ですが、 AnyTransを使えば、パソコンの画面上で、マウスを使ってドラッグアンドドロップでアプリを整理することができます。 さらに、複数のレイアウトを保存しておいて、用途に応じて差し替えることも可能です。
(3)着信音声の作成機能
iTunes で廃止された着信音作成を AnyTrans で行うことができます。

8.バージョン 8 の新機能

バージョン 8 では、iTunes の上位互換ソフトととしての機能を強化しながら、さらに SNS のトーク履歴の保存や iPhone ホーム画面のミラーリングなどの新機能が追加されています。
(1)SNS アプリのトーク履歴を引っ越し
SNS(LINE、WhatsApp、Viber)のトーク履歴や、添付の写真、動画、音声ファイルなどをバックアップし、引っ越し後の新しい iPhone に復元できます。
(2)iPhone の画面をパソコンにミラーリング
パソコンの画面に iPhone のホーム画面をリアルタイムで映し出し、スクリーンショットの撮影や動画の録画を行うことができます。

入手方法(ダウンロード先)

個人的な感想としては、iTunes より使いやすく、かつ便利な機能が多いと思いますので、持っていて損はないでしょう。 ソフトはダウンロード版ですのでネット経由でダウンロードしてすぐに使えます。 無料試用ができるので、試して納得してから購入できます。
現在「AnyTrans 8」特価セール中
通常価格 6,578円 → ベクター特価 3,980円
(価格は記事を書いた時点のものです。)
Windows版とMac版がありますが、両方とも下の入手先からダウンロード可能です。
入手先AnyTrans
注意:このソフトを使うには、最新の iTunes がインストールされている必要があります。




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