Application Guide Plus |
iPhone のバッテリーを長く使う(耐用年数を伸ばす)方法iPhone のバッテリーはリチウムイオンバッテリー(ここでは以降単に「電池」と記述)です。この電池の特徴を理解した使い方を心がけたほうが長く使えますのでご紹介します。 ただし、iPhoneはすばらしく便利で楽しい道具ですので、余り神経質になりすぎないて「こころがけて使ったほうがいいですよ」ぐらいのつもりで、自分の利用状況に合わせて対応されるのが一番だと思います。 Apple によると iPhone 電池は、満充電/放電サイクルを 500回繰り返すと、完全に充電しても元の容量の 80%までしか充電できなくなるそうです(あくまで適切な環境で適切に利用した場合)。 電池は最終的には消耗品と理解して利用したほうがいいようです。 ご紹介するのはつぎの事項です。 1.充電の仕方を注意する 2.温度に注意する 3.アップル純正品・推奨品を利用する 4.iPhoneのOSやアプリは最近のモノを利用する 5.リチウムイオンバッテリーついて 6.バッテリー関連アプリ 7.バッテリー劣化状況を調べる方法 1.充電の仕方を注意する(1)フル充電と完全放電しない。iPhone の電池(リチウムイオンバッテリー)は、フル充電や完全放電状態で長期間放置すると、エネルギーを蓄える結晶構造がダメージを受けます。 ダメージを受けたバッテリーの蓄電できる最大容量は減っていきます。 ですから、充電の方法としては、適度な充電状態を維持するために 20% から 80% の間で充電するのが良いようです。 なお、iOS 13 以降「最適化されたバッテリー充電」機能があります。 この機能を有効にすると、80 %まで充電したら、その後の充電を遅らせることにより、 iPhone がフル充電されたままの時間を極力短くして、電池の劣化を軽減し、寿命を延ばしてくれます。 (2)充電しながら使わない。 充電しながら iPhone を使うと電池の劣化を早めてしまう可能性があるようです。 ※電池のメンテナンスの為に月に1回ぐらい完全放電してから満充電する作業を行います。 ※パソコンのUSB経由で充電する場合はパソコンの電源は入れたたままで充電します。(スリープモード、スタンバイモード時もだめです) (3)充電が終わったら、ACアダプター・モバイルバッテリーは外す。 充電が終わっているのに ACアダプターやモバイルバッテリーを付けっぱなしのままだと、 フル充電により充電は一旦停止しますが、電話待ち受けなど色々な機能が稼働しているので、バッテリー消費により放電するため充電が再開します。 つまり、電池寿命を悪くする高頻度充電と満充電の状態に置くことになります。 なので、充電完了通知が出たらなるべく早くアダプターの類いを外します。 2.温度に注意するバッテリーは高温に弱いです。 ですから、つぎの点について注意します。(1)高温の状態に置かない。 日中車の中にiPhoneを置いたままなど高温の状態にしないことが重要です。 (2)カバーに入れたままで充電しない。 充電時は発熱しますので暖かくなりすぎないようにする必要があります。 カバーやケースなどに入れたままのように放熱しにくい状態での充電はやめます。 ※iPhoneを使うときの適性温度は利用時0〜35℃、保管時 -20℃〜45℃のようです。つまり、零度以下で使うのはやめましょう。 3.アップル純正品・推奨品を利用する本体や電池に余計な負担を掛けないために、充電などにはアップル純正品やアップル推奨品を利用したほうがいいようです。参考:iPhone のトラブルを未然に防ぐ方法 4.iPhoneのOSやアプリは最近のモノを利用するソフトは不具合の修正や性能の改善が行われています。最新のソフトを利用するほうがiPhoneをより安全に安定した状態で利用できる可能性がありますのでアップデートなどは面倒がらないで実施しましょう。5.リチウムイオンバッテリーついてリチウムイオンバッテリーにはつぎのような特徴があります。・利用するにつれ性能が劣化するので満充電でも使える時間が短くなる (たとえば充電と放電サイクルを 400回繰り返したら新品時の 70% から 80%、500回繰り返したら 50% から 70% になる)。 ・劣化が進むので過充電や過放電状態、高温・高湿度の環境に長時間おかない。 6.バッテリー関連アプリバッテリーを管理できるアプリがありますので、ご紹介します。□『電池予報 2』バッテリー管理アプリ バッテリー切れ時刻の予報や設定した目標時刻までバッテリーが持つようにナビゲートできるアプリです。 □『バッテリーライフ for iPhone』電池/通信量/ストレージ管理アプリ iPhoneのバッテリーとデータ通信量、ストレージの管理ができるアプリです。 iPhoneの動作が重いとか、バッテリーの減りが速いようだ、速度制限になることが多いなどの不便を感じているかたに役立つアプリです。 7.バッテリー劣化具合を調べる方法バッテリーの劣化がどれだけ進んでいるかについては、iOS11.3以降の端末なら本体でわかるようになりました。設定>バッテリー>バッテリーの状態(ベータ)>最大容量を確認します。 バッテリー最大容量が80%未満の場合は、交換時期になったと判断したほうが良いでしょう。 関連情報参考:iPhone の節電設定参考:iPhone 充電のコツ Amazon kindle 200万冊読み放題 無料体験あり Amazon MUSIC 1億曲聴き放題 無料体験あり |
免責事項/プライバシーポリシー Copyright(C) by kumasystem.info ALL RIGHTS RESERVED. |